太陽の質量の142倍、ブラックホールの誕生過程をとらえた
2020/09/04 16:47
皆さんこんにちは、オンライン韓国語教室マックスレッスンの劉です。
今日の文章をご覧になってください。
太陽の質量の140倍を超える巨大なブラックホールが衝突を通じて誕生する過程が、重力波研究を通じて発見された。重力波とは、質量のある物体が加速度運動をするとき、宇宙に広がる時空の波だ。
フランス国立科学研究センター(CNRS)とドイツ・マックス・プランク重力物理学研究所、米マサチューセッツ工科大学(MIT)などの国際共同研究チームは2日、米国とイタリアに設置された重力波検出装置「ライゴ」と「バーゴ」を利用して二つのブラックホールが衝突したとき質量が太陽の142倍に達する巨大なブラックホールが形成される過程を、昨年5月にとらえたと発表した。研究結果は、天体物理学分野の国際学術誌「天体物理学ジャーナル・レターズ」と「フィジックスレビュー・レターズ」の2日付にそれぞれ発表された。
研究チームは、計算によってこの重力波が地球から160億光年の距離で、70億年前に発生した二つのブラックホールが衝突して発生したという事実を確認した。衝突した二つのブラックホールの質量は、それぞれ太陽の66倍と85倍だった。
今回の発見は、これまでに発見されたブラックホール合体現象の中で最も大きな規模だ。特に、これまで間接的な証拠だけが知られている「中間質量ブラックホール」の存在を初めて直接確認したことに意義がある。中間質量ブラックホールは、太陽の質量の100~10万倍の間のブラックホールで、星が収縮してブラックホールになった小さなブラックホールと、銀河の中心に位置する太陽の数百万倍の質量の「超大質量ブラックホール」の間を繋ぐブラックホールだ。
韓国重力波研究協力団のメンバーである梨花(イファ)女子大学物理学科のキム・ジョンリ教授は、「観測ができず想像を域に止まっていた中間質量ブラックホールと、存在するのは難しいと思っていた太陽の数十倍の質量のブラックホールが同時に発見された」とし、「既存のブラックホールの誕生と成長理論やモデルを補完する新たな発見だ」と話した。
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東亜日報から転載した
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