コロナも食い止められない「人間の旅行本能」
2020/09/23 11:45
皆さんこんにちは、オンライン韓国語教室マックスレッスンの劉です。
では、今日の文章をご覧になってください。
「ホモビアトール(Homo Viator)」
フランスの哲学者・ガブリエル・マルセルは、どこかずっと移動する性質を指して、人類を「旅する者」「道を行く者」と定義した。新型コロナウイルス感染症で海外旅行の道が閉ざされ、ホモビアトールは可能な限り「非対面」を確保できる韓国内旅行を捜している。
昨年、教保(キョボ)文庫・旅行ベストセラー上位20種は、すべて世界旅行をテーマにしていた。しかし、今年初めから、月間旅行ベストセラーリストに国内旅行を題材にした本が増えて、先月は上位20位のうち14種が国内旅行素材の本だった。同月オンライン書店・イエス24とアラジンの旅行ベストセラー20位にも、国内旅行関連本がそれぞれ10種と9種となった。
国内旅行のコンセプトは、非対面、非接触である。「ソーシャルネットワークサービス(SNS)には出ていない不人気旅行を集めた」が、広告コピーである本もある。「大韓民国の島旅行ガイド」(中央ブックス)は、清浄旅行地を強調して、島45カ所を案内する。ペットを連れて行くことができる宿泊施設や、キャンプにいい安全な島を紹介する。「美しい寺院旅行」(想像出版)は、テンプルステイなどができる山寺を推薦する。新婚旅行先として再び浮上した済州島(チェジュド)探索、首都圏近郊の日帰りの隠れた旅先探索、公共交通機関の代わりに自転車での旅行などをテーマにした本も人気となっている。
全国観光地図も、旅行ベストセラーになった。「エイデン韓国全国旅行地図」は、A1サイズの地図に全国の観光地と特徴を簡単に書いておいた。このマップを発行した「タブララ社」は、全国地図の反応が良く、先月、地域別地図に観光地を紹介するガイドブックを追加出版した。タブララ社の関係者は、「旅行ブロガーだけについていかず、自分のルートを立ててほしいという趣旨だ」とし、「旅行需要が国内に集中して、観光マップの需要も高まっている」と話した。
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東亜日報から転載した
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では、また!