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「米寿」の作家がいきいきと書き下ろした韓日ラブストーリー

2020/01/14 15:38



1945年8月15日に光復(日本植民地からの独立)を迎えた韓半島で、悲しい立場に置かれた日本人女性と韓国人男性が恋に落ちたなら。女性は日本軍将校の妻であり、男性は独立運動家の高校生の息子なら。国籍や年齢、身分関係…、そのほぼすべての条件が当時の社会的、時代的通念と軌を異にする二人の恋人のラブストーリーを米寿の作家が書き下ろした。

小説「美しい縁」(チャン・チュンシク著・ユンジン・1万8000ウォン・写真)は、ややもすれば、新派素材になりがちな物語を、現実感あふれる当代の背景描写によく混ぜ合わせた。帰国するまで凄惨な収容所で暮らす日本人たちの生活、平安北道(ピョンアンブクド)をはじめとする北側の地域から南に逃れる人たちの苦難、独立政局における左右対立の混乱の中で没落していく独立運動家の一族、西北青年団と南労党間のテロ攻防、日本への密航過程がリアルに展開される。平安道方言のセリフが一品だ。

檀国(タングク)大学総長と南北体育会談の首席代表、大韓赤十字社の総裁を歴任して、現在檀国大学の理事長である著者は、小説的完成度よりは生のメッセージ、「許し」を伝えるために、より注力する。優れた脚色と円熟した監督に出会えば、かなり良い映画やシリーズドラマが出てくるかもしれない。